明石農園のこと

明石農園のこと

明石(あかいし)農園は岡山県のてっぺんの村、美作市東粟倉(ひがしあわくら)地域で水稲(コシヒカリ・ヒメノモチ)とぶどう(ピオーネ・シャインマスカット)を作っています。

明石農園のこだわり

牡蠣殻を使った、循環型農業への挑戦

お米の生産にあたっては、岡山県が推奨している里海米の生産を行っています。瀬戸内海は日本一のカキの養殖が行われています。カキはプランクトンを食べて成長し、プランクトンは里山から流れる豊かなミネラルウォーターで育ちます。大きく育ったカキの殻を田畑に還元し、ミネラル豊かな大地から農産物を収穫する食物連鎖を築いています。この循環型農業を続けたいと願っています。

大切にしていること

私達の住んでいる地域は山間地で圃場も小さく、農業だけで生活をするのは困難な地域です。如何に収益性の高い農林産物を生産出来るかが唯一の望みでした。平成の始め頃に、新見市の山間部でぶどうが栽培されているのを知り、東粟倉農業協同組合の当時の組合長 春名泰志氏が提唱され、私が農協に勤めていて栽培を始めました。このぶどう栽培が増えることが地域の発展につながると頑張っています。また、お客様から『美味しいね!』の声が聴こえる事が何よりの楽しみ・励みに栽培しています。栽培方法もお米作りに準じて野山の雑草・落葉や堆肥・米糠を入れたり、牡蠣殻をいれて循環型農業に取組むとともに、安心・安全な生産に努めています。

明石農園のスタッフ紹介

明石農園 代表の明石和俊です。
1951年生まれ。本年古希となりました。私の家は、日本の平均的農家の農地所有面積である50アール(5反百姓)で水稲を作りながら他の仕事で収入を得る兼業農家でした。私も、平成22年まで地元の農協に勤めながら、細々と百姓をして定年を迎えました。平成10年頃から退職後の仕事として、ぶどう作りを取り入れ、JAを退職後専業農家として働き、地域の農地を借りながら現在は水稲3ha・ぶどう15aで、自然に優しい循環型農業に取り組んでおります。

本年からは、長男が専業農家として就農し、頑張っています。私の住む地域は岡山県下最高峰の後山(標高1,344m)(後山・那岐山・氷ノ山国定公園エリア)の麓に広がった山間地で、朝夕の気温差が激しい地域で、その為に収穫する農産物も、自然と美味な物が出来ます。皆さんから、『美味しいね!』と言われる事を心の栄養として農業に励んでおります。

東粟倉フォトギャラリー